テストと品質管理を通じて信頼されるRailsアプリを作る方法
これまでの回では、Railsの基本構造からユーザー機能、そして設計を意識した実践的な書き方までを解説してきました。
第5回となる本記事では、「動くアプリ」から「信頼されるアプリ」へ進化させるためのテストと品質管理 をテーマに解説します。
実務では、「とりあえず動くコード」だけでは不十分です。
・修正しても壊れない
・安心して機能追加できる
・チームで品質を保てる
こうした状態を支えるのが テスト です。
なぜテストが重要なのか
テストを書く最大の目的は、バグを見つけることではありません。
本当の価値は、
・仕様をコードとして残せる
・リファクタリングの安全網になる
・他人(未来の自分)への説明になる
という点にあります。
Railsは、テストを書くことを前提に設計された
テストフレンドリーなフレームワーク です。
RSpecによるテストの基本
Railsでよく使われるテストフレームワークが RSpec です。
bundle add rspec-rails
rails generate rspec:install
これで、spec ディレクトリが作成されます。
モデルテストの例
RSpec.describe Article, type: :model do
it "タイトルがなければ無効である" do
article = Article.new(title: nil, body: "本文")
expect(article).not_to be_valid
end
end
このテストは、「Articleにはタイトルが必須である」 という仕様を保証しています。
リクエストスペックで振る舞いを確認する
実務では、Controller単体よりも リクエストスペック がよく使われます。
RSpec.describe "Articles", type: :request do
it "ログインユーザーは記事を作成できる" do
sign_in user
post articles_path, params: { article: { title: "test", body: "body" } }
expect(response).to redirect_to(Article.last)
end
end
「誰が、どんな操作をして、どうなるか」
という視点でテストを書くことで、
実際のユーザー体験に近い品質チェックができます。
FactoryBotでテストデータを管理する
テスト用データを毎回手書きすると、テストが読みにくくなります。
そこで使われるのが FactoryBot です。
FactoryBot.define do
factory :user do
email { "[email protected]" }
password { "password" }
end
end
let(:user) { create(:user) }
テストが「何を確認したいのか」に集中できるようになります。
テストしやすいコードを書く
良いテストを書くためには、設計そのもの が重要です。
・Controllerを薄く保つ
・ロジックをModelやServiceに分離する
・責務を明確にする
第4回で解説した設計が、そのままテストのしやすさにつながります。テストしづらいコードは、設計が歪んでいるサインと考えて問題ありません。
静的解析とコード品質
品質管理はテストだけではありません。
RuboCop
bundle add rubocop
・コーディング規約の統一
・可読性の向上
・チーム開発の衝突防止
を自動で行ってくれます。
CIで品質を自動チェックする
実務では、テストを人の手に頼りません。
GitHub ActionsなどのCIを使えば、
・テスト実行
・Lintチェック
・失敗時の通知
を自動化できます。
「テストが落ちたらマージできない」
という状態を作ることが、品質維持の鍵です。
どこまでテストを書くべきか
すべてを完璧にテストする必要はありません。
おすすめの考え方は、
・壊れたら困るところ
・複雑なロジック
・認証・認可まわり
を優先的にテストすることです。
テストは保険 です。
かけすぎても、かけなさすぎてもよくありません。
まとめ
第5回では、テストと品質管理を通じて信頼されるRailsアプリを作る方法を解説しました。
・テストは安心して開発するための土台
・RSpecで仕様をコードに落とす
・設計と品質は強く結びついている
Railsは、「速く作る」だけでなく「長く育てる」 ためのフレームワークです。テストを味方につければ、Rails開発はもっと楽しく、もっと強くなります。
ここまで理解できたあなたは、
実務Railsエンジニアへの道を確実に進んでいます 🚀
ヘッダー画像の引用元
UnsplashのScott Grahamが撮影した写真
この記事はChatGPTを用いて作成されました。
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